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日本民主青年同盟京都西地区委員会blog

青い空と白々しさと。

どうやら、安倍さんは小泉さん以上に有識者懇談会がお好きなようです。

政権発足後、1ヶ月半にして、すでに6チームを発足させた。
マスコミにも乱立ぎみといわれているようだ。

小泉さんの政治手法は、いわば民間提言のトップダウン化にあった。
丸投げとの指摘もしばしばされていたように、宮内オリックス会長に代表されるような
規制改革会議の提言を、ほぼそのまま構造改革の名の下にすすめていた。

構造改革。聞こえはいいが、結局はどのような構造をどのように改革するかで
その効用の受け主は大きく違ってくる。

一部の財界のためだけの改革なのか、それとも国民のためなのか。
国民の判断も分かれるところだろう。

個人的には無秩序な規制緩和には反対の立場だ。
耐震偽装問題しかり、今の非正規雇用の増大しかり。
事の本質を見ていくと、いつもそこに見えてくるのは
財界の要望に応えた規制緩和の矛盾だ。

「働くルール」は労働者だけの問題ではない。
社会全体での最低限でのルール確立が求められている。
場当たり的な対処では、根本問題はけっして解決はされないということだ。

雇用をめぐる問題でもそれは明白だ。
偽装請負などで労働者の権利が踏みにじられている現実がある。
安倍さんは日本共産党の市田さんとの雇用に関する質疑の中でこう答えた。
「法律違反には厳正に対処する」と。
しかし、根本はそんな法律違反を犯す会社が次々と出ている
現在の社会状況・労働環境にあることは間違いないだろう。
これらは自然発生的におきてきたことではない。
あくまで人為的であり、「儲け第一」が生み出した、大きな社会問題なのだ。

安倍さんにはもう一度考えてもらいたいと思う。
「構造改革」いったい誰のための、何のための改革なのかを。
一部の財界のためだけの政治なら、そんなものは日本にはいらない。
政府が持つ、国民への責任は非常に大きいものなのだ。
国民のための政治ができないなら、即刻辞めてもらうほかはないだろう。
本当の国民のための政治を期待する。


追記:新聞の端っこに「首相、今日からベトナム訪問」との記事があった。
APECに参加のため、ハノイにむかったようだ。
そこに日本経団連の御手洗会長(キャノン)以下の経済界134人も同行するとある。
「中国の次はベトナム」経済界でまことしやかに囁かれている通りなら、
この大量の財界人の同行も頷ける。
どのような目的なのか、注視していきたい。
社会主義国で市場経済がどのように機能し、発展するのかに興味がある。


                                  by:ANTONIO


≪本日のmusica≫  Brazil Bossa’n Bass  [マシュ・ケ・ナーダ]



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by dylj_west | 2006-11-17 15:43 | かたるBAR

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