言葉という希望。
5月下旬、ある一冊の雑誌が刊行される。
その名も超左翼マガジン『ロスジェネ――lost generation』
この、現代左翼陣営に投下される雑誌には、僕らに新しい「階段」を上ることをすすめ、要求し、選択さすだけの期待が持てる。てか、僕個人は期待を大いに持っている。
創刊号の編集長である浅尾大輔氏は「ロスジェネ」をこう語る。
「この、新しい雑誌は、若い左翼と現実とをつなぐ、新しい言葉を探求する表現空間です。」
浅尾大輔氏以外の編集員は以下の通り。
大澤信亮さん(作家、批評家)、増山麗奈さん(画家)、紙屋高雪さん(漫画評論家、オタクコミュニスト)の各氏。
一種、マニアの僕としては、
この布陣を見ただけでもワクワクしてしまうのだ。で、内容としては・・
【主な内容】
特集=右と左は手を結べるか
討論=赤木智弘×浅尾大輔 「僕らの希望は『戦争』か、『連帯』か」
評論=杉田俊介「誰に赤木智弘氏をひっぱたけるか?」
手記=雨宮処凛「生きづらさが超えさせる『左右』の垣根」
論文=萱野稔人「なぜ私はサヨクなのか」
ルポ=紙屋高雪「あなたのとなりの『ウヨク』」
小説=大澤信亮「サヨクのどこが間違っているのか?」
アクション=増山麗奈「戦争よりエロス――そして環境」
一言で言って、「面白そう」である。
これは単に画一的な「左翼理論」を並べ立てるだけのものではなさそうだ。
左翼とはなにか?私たちは現代を生きる左翼として、
どのように対話し、連帯するのか?
そしてその相手とは「誰」なのか?を考えるきっかけを与えてくれそうなのである。
しかも、雑誌を目にした多数の人々に。こりゃ、買いでしょう。
発売元は京都のかもがわ出版で、定価1300円。5月下旬に店頭発売される。
さて、なぜ僕はこんなにもこの雑誌に期待してしまうのだろうか?
それはひとえに、現在の僕たちの「活動」が要因している。
僕たちが語りかけるべき人達は、その大半が「左翼」には興味がない人達である。
もちろん「右翼」にも。しかし、僕たちは語りかけ続けなければならない。
なにをか?そこにこの雑誌への期待がある。
中には人々に「党派」を語りたがるヤツがいるが、
それははっきり言おう。ナンセンスだと。
僕たちが語るべきは、現代の生きづらさの共感であり、その原因であり、
左翼だからこそ見えるその解決法であるべきなのだ。
そして、この「くだらなくも素晴らしい世界」の希望を語る。
そこに僕は自身が左翼である意義があると感じている。
そしてその「語り方」を論ずる雑誌が「ロスジェネ」であると僕はふんでいる。
だからこその期待である。
『いまの社会を、悲しみを、そして希望を、自分の言葉で語ろう。』
語りべである編集委員達がそう言っているように感じるし、
また、僕自身もそう言われたがっているのかもしれない。
私たちは生活の中で日々、言葉を無数に生み出すが、
人の心に残り動かす言葉は非常に少ない。
だからこそ今日も言葉を発するのかもしれないのだが。
民青同盟員である僕たち一人、ひとりが、自分たちの言葉として、
何をどのように語っていくのか?いままでも問われてきたし、
これからも問われていくだろう。きっとそれは今後も変わらない。
『lost generation』―失ったなにかは、言葉で取り返せるだろうか。
さて、あなたはどう思う?僕は・・・・。
ANTONIO
≪本日のmusica≫ セカイイチ [ RAIN/THAT/SOMETHING ]
その名も超左翼マガジン『ロスジェネ――lost generation』
この、現代左翼陣営に投下される雑誌には、僕らに新しい「階段」を上ることをすすめ、要求し、選択さすだけの期待が持てる。てか、僕個人は期待を大いに持っている。
創刊号の編集長である浅尾大輔氏は「ロスジェネ」をこう語る。
「この、新しい雑誌は、若い左翼と現実とをつなぐ、新しい言葉を探求する表現空間です。」
浅尾大輔氏以外の編集員は以下の通り。
大澤信亮さん(作家、批評家)、増山麗奈さん(画家)、紙屋高雪さん(漫画評論家、オタクコミュニスト)の各氏。
一種、マニアの僕としては、
この布陣を見ただけでもワクワクしてしまうのだ。で、内容としては・・
【主な内容】
特集=右と左は手を結べるか
討論=赤木智弘×浅尾大輔 「僕らの希望は『戦争』か、『連帯』か」
評論=杉田俊介「誰に赤木智弘氏をひっぱたけるか?」
手記=雨宮処凛「生きづらさが超えさせる『左右』の垣根」
論文=萱野稔人「なぜ私はサヨクなのか」
ルポ=紙屋高雪「あなたのとなりの『ウヨク』」
小説=大澤信亮「サヨクのどこが間違っているのか?」
アクション=増山麗奈「戦争よりエロス――そして環境」
一言で言って、「面白そう」である。
これは単に画一的な「左翼理論」を並べ立てるだけのものではなさそうだ。
左翼とはなにか?私たちは現代を生きる左翼として、
どのように対話し、連帯するのか?
そしてその相手とは「誰」なのか?を考えるきっかけを与えてくれそうなのである。
しかも、雑誌を目にした多数の人々に。こりゃ、買いでしょう。
発売元は京都のかもがわ出版で、定価1300円。5月下旬に店頭発売される。
さて、なぜ僕はこんなにもこの雑誌に期待してしまうのだろうか?
それはひとえに、現在の僕たちの「活動」が要因している。
僕たちが語りかけるべき人達は、その大半が「左翼」には興味がない人達である。
もちろん「右翼」にも。しかし、僕たちは語りかけ続けなければならない。
なにをか?そこにこの雑誌への期待がある。
中には人々に「党派」を語りたがるヤツがいるが、
それははっきり言おう。ナンセンスだと。
僕たちが語るべきは、現代の生きづらさの共感であり、その原因であり、
左翼だからこそ見えるその解決法であるべきなのだ。
そして、この「くだらなくも素晴らしい世界」の希望を語る。
そこに僕は自身が左翼である意義があると感じている。
そしてその「語り方」を論ずる雑誌が「ロスジェネ」であると僕はふんでいる。
だからこその期待である。
『いまの社会を、悲しみを、そして希望を、自分の言葉で語ろう。』
語りべである編集委員達がそう言っているように感じるし、
また、僕自身もそう言われたがっているのかもしれない。
私たちは生活の中で日々、言葉を無数に生み出すが、
人の心に残り動かす言葉は非常に少ない。
だからこそ今日も言葉を発するのかもしれないのだが。
民青同盟員である僕たち一人、ひとりが、自分たちの言葉として、
何をどのように語っていくのか?いままでも問われてきたし、
これからも問われていくだろう。きっとそれは今後も変わらない。
『lost generation』―失ったなにかは、言葉で取り返せるだろうか。
さて、あなたはどう思う?僕は・・・・。
ANTONIO
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by dylj_west
| 2008-04-16 18:53
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