反貧困!支援行動報告。
どうもK山です!
さて、毎週土曜の夜22時~京都駅にて行っている、民青&かえるネット京都の反貧困!支援行動に参加してきた報告をします。
14日(土)夜、当日は結構な寒さにもかかわらず、K山とYさんを含めて8~9名の参加者が集まりました。顔ぶれは学生から共産党関係者、民医連勤務等様々です。
支援対象者は20人弱でしょうか。毎週ごとに3分の1位が新しい人に入れ替わるそうです。
当日の寒さ故、用意したおにぎり&豚汁もすぐになくなり、余ったら欲しい…と淡い期待を抱いていた私は悲しみ…いや、反貧困・世直しへの意欲を新たにしましたっ!
対象者の方は殆んどが50代以上のおっちゃん(おばちゃんもいたよ)で、若い人の姿はありませんでした。若くして路上生活を強いられた人は、恐らく京都駅前の様な人目につく所は避けているとも言えそうですが、今後は予断を許しません。
対象者各々は、既にひと月前から活動が行われている事もあってか、最低限の話は普通にしてくれます。
大声で愚痴る仲間を諭すリーダー格の方もいましたし、私も当日の寒さを利用した地元北海道話を交え、普段と変わらない態度で接する事が出来ました。
リーダー格の彼は、既に京都駅を拠点に5年も路上生活をしているらしく、建設労働者として雇われる事があっても去年から仕事は激減し(結局年に10日位しかなかったと言っていました)、空き缶集めも余りお金にはならないと嘆いています。
彼の仲間達を含めて、多くの方は近畿一帯から集まって来た様です。
京都駅前を拠点に選んだのは、西口の通路の2階の一部は閉鎖されない為、最低限雨や雪を凌げるから…と言っていました。
熟年層の多さ故、最優先すべきは将来の生活保護申請で、既に共産党とコンタクトを取った方もいました。
…個人的には、彼らと話した感想として、哀れみよりも「前向きな生への執着」や行動力、自他への正直な視点を強く感じ、何ら自分と変わりない人達だな、と感じました。
困った時には正直に誰かを頼る…これは実は勇気がいる事ですし、それでも自分を維持して行動や発言はする…これもまた、本音と建前の混同を避ける為に重要なんです。
しかし、正直さが災いしてか、こういう人、日本ではろくでなしみたいに扱われてしまうんですよね…タイプの近い私としては(笑)、誠に遺憾でありますっ!
一方で、努力や人柄に関係なく、世間の「金銭的序列価値観」によって卑屈になってしまった人が増え、その歪みが更なる弱者を攻撃する、日本の政治・社会的な仕組み…それを変えようとする活動にとって、逆に励まされる経験になると思いますよ。
★今後まず、私達青年支援グループがやるべき事は…
①仲間を増やし、ネットワークを拡大・安定させる事で、活動に穴をあけない事
②今後、対象者の増加に備え、支援物資の維持は勿論、雇用・生活相談に繋げる形を確立する事(その筋の方を呼んだり、近畿一帯の生活相談所情報を印刷して配布等)
等が挙げられます。
★とにかく、まだまだ絶対数が足りず、各々が毎週参加出来る訳でもありません。
また、支援物資を届けていればいいと言う活動でもありません。
次回も土曜日22時(20時から炊き出し準備もします!)に京都駅西口の階段を上ったスペースで行動する予定ですので、参加してくれる方は事前に連絡をくれると有難いです。
K山
さて、毎週土曜の夜22時~京都駅にて行っている、民青&かえるネット京都の反貧困!支援行動に参加してきた報告をします。
14日(土)夜、当日は結構な寒さにもかかわらず、K山とYさんを含めて8~9名の参加者が集まりました。顔ぶれは学生から共産党関係者、民医連勤務等様々です。
支援対象者は20人弱でしょうか。毎週ごとに3分の1位が新しい人に入れ替わるそうです。
当日の寒さ故、用意したおにぎり&豚汁もすぐになくなり、余ったら欲しい…と淡い期待を抱いていた私は悲しみ…いや、反貧困・世直しへの意欲を新たにしましたっ!
対象者の方は殆んどが50代以上のおっちゃん(おばちゃんもいたよ)で、若い人の姿はありませんでした。若くして路上生活を強いられた人は、恐らく京都駅前の様な人目につく所は避けているとも言えそうですが、今後は予断を許しません。
対象者各々は、既にひと月前から活動が行われている事もあってか、最低限の話は普通にしてくれます。
大声で愚痴る仲間を諭すリーダー格の方もいましたし、私も当日の寒さを利用した地元北海道話を交え、普段と変わらない態度で接する事が出来ました。
リーダー格の彼は、既に京都駅を拠点に5年も路上生活をしているらしく、建設労働者として雇われる事があっても去年から仕事は激減し(結局年に10日位しかなかったと言っていました)、空き缶集めも余りお金にはならないと嘆いています。
彼の仲間達を含めて、多くの方は近畿一帯から集まって来た様です。
京都駅前を拠点に選んだのは、西口の通路の2階の一部は閉鎖されない為、最低限雨や雪を凌げるから…と言っていました。
熟年層の多さ故、最優先すべきは将来の生活保護申請で、既に共産党とコンタクトを取った方もいました。
…個人的には、彼らと話した感想として、哀れみよりも「前向きな生への執着」や行動力、自他への正直な視点を強く感じ、何ら自分と変わりない人達だな、と感じました。
困った時には正直に誰かを頼る…これは実は勇気がいる事ですし、それでも自分を維持して行動や発言はする…これもまた、本音と建前の混同を避ける為に重要なんです。
しかし、正直さが災いしてか、こういう人、日本ではろくでなしみたいに扱われてしまうんですよね…タイプの近い私としては(笑)、誠に遺憾でありますっ!
一方で、努力や人柄に関係なく、世間の「金銭的序列価値観」によって卑屈になってしまった人が増え、その歪みが更なる弱者を攻撃する、日本の政治・社会的な仕組み…それを変えようとする活動にとって、逆に励まされる経験になると思いますよ。
★今後まず、私達青年支援グループがやるべき事は…
①仲間を増やし、ネットワークを拡大・安定させる事で、活動に穴をあけない事
②今後、対象者の増加に備え、支援物資の維持は勿論、雇用・生活相談に繋げる形を確立する事(その筋の方を呼んだり、近畿一帯の生活相談所情報を印刷して配布等)
等が挙げられます。
★とにかく、まだまだ絶対数が足りず、各々が毎週参加出来る訳でもありません。
また、支援物資を届けていればいいと言う活動でもありません。
次回も土曜日22時(20時から炊き出し準備もします!)に京都駅西口の階段を上ったスペースで行動する予定ですので、参加してくれる方は事前に連絡をくれると有難いです。
K山
by dylj_west
| 2009-03-16 22:44
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